2015年3月8日日曜日

Evernoteのローカルノートブックを活用する


Evernoteにはローカルノートブックがあることをご存知ですか。
Evernoteから情報が漏れた際のリスクを考えて、あらためてローカルノートブックの活用について考えてみました。

【2015年9月】 ローカルノートブックにおけるバックアップ方法などを追記し、大幅に修正しました。

【2016年4月】 契約プランの違いによる1ページあたりのファイルサイズについて、追記しました。

目次

ローカルノートブックについて
1.ローカルノートブックを使う理由
 2.ローカルノートブックの作り方

ローカルノートブックにファイルをインポート(事前作業)
 3.Windowsのインポートフォルダを利用する
 4.タイトルをわかりやすくするために、事前にファイル名を一括設定する
 5.無料ユーザでもテキスト付PDFの検索が可能。画像ファイルはツールでOCR化

セキュリティについて
 6.情報漏えいさせたくないデータを保存
 7.二段階認証でセキュリティ強化

ローカルノートブックのバックアップ
 8.ローカルノートブックのバックアップ方法と注意点

契約プランによる違い
 9.1ページあたりのファイルサイズ


その他
10.参考にさせて頂いた記事
11.本ブログ内での関連記事

20150301160720

ローカルノートブックについて


1.ローカルノートブックを使う理由

・漏洩したら困るデータだけ、オンライン上に保存し、それ以外はローカルノートブックに保存すれば、情報漏洩のリスクを軽減できる。

・PCのローカルノートブックを使えば、月ごとの容量制限(2015年9月時点ではプレミアム:10GB、プラス:1GB、無料のベーシック:60MB)を気にせずに利用できる。

・ローカルノートブックでもオンラインに保存しているデータと同じように検索機能を利用できる。

・EvernoteはPC、タブレット、スマホで同期できることが重要なウリになってはいるが、PC環境以外で検索機能を利用することがほとんどない場合、PC版のEvernoteに情報が集約できていれば事足りる。

2.ローカルノートブックの作り方

Evernoteのローカルノートブックは簡単に作成できます。こちらのブログに詳しく書かれています。

エバーノートの使い方入門編2、大人の仕事に活かすEvernote活用方法

1.メニューの「ファイル」から「新規ノートブック」を選択する。
2.または、左パネルのノートブックの上で右クリック。ノートブックを作成をクリック
3.ノートブックを作成ダイアログボックスが開くので、名前をつけて、必ず、ローカルノートブックにチェックを入れる。これで、同期しないノートブックができる。


ローカルノートブックにファイルをインポート(事前作業)


3.Windowsのインポートフォルダを利用する

Windows版のEvernoteのインポートフォルダを利用すると、1ファイル毎に1ページのノートを作成できます。

PDFファイルをまとめてインポートしたり、音楽ファイルや写真をまとめて取り込みたい場合に便利です。

インポートフォルダの作成手順は、こちらの記事に書かれています。

【新連載!】Evernoteを“人生の収納スペース”にしてしまう究極のレシピ - 今回のレシピ:Evernoteのインポートフォルダ機能でフォルダを丸ごとノートに投げ込む 日経トレンディネット


4.タイトルをわかりやすくするために、事前にファイル名を一括設定する

ノートのタイトルは、そのノートの内容を要約したもののほうが良いです。タイトルを工夫しないと一目でみわけがつかず、たくさんのノートに情報が埋もれてしまうからです。

ただ、たくさんのノートに適切な名前をつけるのは面倒です。とくに自炊でスキャンしたPDFやダウンロードしたPDFファイルは、似たような名前になっているので、それを一つ一つ手動で直していくのはかなりの手間になります。

そこで、私は、上記3のインポート処理を行う前に、次の「Flexible Renamer」というフリーソフトを利用して、ファイルを一括リネームしてから取り込んでいます。ひと手間加えるだけで、Evernote上での整理がしやすくなります。

http://www.forest.impress.co.jp/library/software/flexrenamer/

20131023093947

例①

年賀状を自炊Scanした際は、フォルダに次のように格納して、「Flexible Renamer」を実行します。

<フォルダとファイル名>
  2015年1月の年賀状
  |-001.pdf
  |-002.pdf
  |-003.pdf

次のように、フォルダ名 + ”_” + 元のファイル名の名前に変更してからインポートしています。

<変換後のファイル名>
  ・2015年1月の年賀状_001.pdf
  ・2015年1月の年賀状_002.pdf
  ・2015年1月の年賀状_003.pdf

例②

こちらの記事でかいた新聞のデータをまとめてインポートする際は、日付フォルダに格納してから、「Flexible Renamer」を実行しています。

 私にもできた!『日経テレコン21 ≪丸三証券版≫』用の ブックマークレット作成。日経新聞の記事選択を効率化 ~ 徐々に上達! (IT Trial Labo)

<フォルダとファイル名>
20150912(土)
    |-LATCB014.do.pdf
    |-LATCB014.do-1.pdf
    |-LATCB014.do-2.pdf
  20150913(日)
    |-LATCB014.do.pdf
    |-LATCB014.do-1.pdf

似たようなファイル名でも、次のように頭に日付をつけてからインポートするだけで、タイトルでソートしたときにきれいにならんでくれます。

<変換後のファイル名>

  ・  20150912(土)_LATCB014.do.pdf
  ・  20150912(土)_LATCB014-1.do.pdf
  ・  20150912(土)_LATCB014-2.do.pdf
  ・  20150913(日)_LATCB014.do.pdf
  ・  20150913(日)_LATCB014-1.do.pdf


5.無料ユーザでもテキスト付PDFの検索が可能。画像ファイルはツールでOCR化


私は、最近数年ぶりにプレミアム会員の契約をしてみました。「10GBの容量」(ちょっと前までは一時的に無制限だったのですが、パフォーマンスが落ちたことを理由に改めて上限が設定されました)と「PDFの検索」、「メールを Evernote に保存」が主な理由です。

ただローカルノートブックだと、容量はとくに関係ないですし、テキスト付きのPDFファイルは、プレミアム会員でなくても、Evernoteで検索対象になるんですよね
(次のEvernoteの公式ブログに書かれており、実際に検索したところ、画像の文字は認識しませんでしたが、テキスト付きのPDFファイルは中身まで検索されました)

Evernote for Windows アップデート: PDF 処理機能の大幅改善 - Evernote日本語版ブログ


次回は、ちょっと安いプラス会員でもいいかなとも考えたのですが、そうすると本などを自炊Scanした際の「画像PDFファイル」の検索ができなくなってしまいます。

この対策としては、ファイル自体に事前にOCRでテキストを付加することも可能なのですが、時間と手間がかかるのであまりお勧めはできません。

有料版のAdobe製品をお持ちの方や、次のソフトで画像PDFからテキストファイルを作成できるようなので、興味のあるかたはご活用ください。

Vector 新着ソフトレビュー 「Renee PDF Aide」 - OCR機能を搭載し、画像内の文字列をテキスト化することも可能なPDF変換ソフト

OCRにより透明テキストつきPDFを作成可能になった「かんたん PDF ダイエット」 - 窓の杜

Acrobat | スキャナ取込みの際に文字をテキストとして認識させる方法 (Acrobat XI/DC)
 

それと、画像文字の検索機能をほとんど利用せず、メール経由でEvernoteに保存していない場合には、無料会員のまま、とりあえずローカルノートブックにデータを保管しておいて、10GB近くなったら単月(450円)でプレミアム会員の契約をして、まとめてアップロードするのも有りだと思います。


セキュリティについて

6.情報漏洩させたくないデータを保存

近年、情報漏洩といったセキュリティ事故のニュースを頻繁に耳にするようになってきており、Evernoteの情報はハッカーからすれば宝の山であり狙われ続けると思うので、いつかはEvernoteにも同じような事故がおきてしまうかもしれません。

そこで私はEvernoteには次のルールでデータを保存しておくことにしています。

漏洩に備えたデータの保存ルール

Evernoteのオンラインデータ:  漏洩しても自分だけしか困らないもの
  → Webクリップ、自炊した本、音楽データ、News、ライフログ

Evernoteのオンラインデータ(PDFにパスワード付): モバイルで閲覧する可能性がある個人情報 
→ 電話番号表や住所録など

Evernoteのローカルノートブック: 漏洩したら家族や関係者に迷惑をかけてしまうもの
 
→ 年賀状、名刺など

Evernoteのローカルノートブック(PDFにパスワード付): 自分以外の人に目にされると困るもの
 → お金にかかわる書類など


PDFファイルにあらかじめパスワードをつけておけば、Evernote上でパスワードを入力して開くまでは検索対象にはなりませんので、セキュリティを強化できます。このソフトでPDFファイルにパスワードを追加できます。

無料PDF編集フリーソフト CubePDF Utility - CubeSoft


なお、次のようなEvernoteの「選択したテキストを暗号化する」という機能は、使っていないです。

http://記憶の付箋.net/post-1077/


また、写真はEvernoteでは管理しにくいと思うので、現在はEvernoteに写真は保存していません。


7.二段階認証でセキュリティ強化

Evernoteのログインパスワードに加えて、『認証コード』を追加設定することで、セキュリティを強化することができます。

手順はこちらのブログに詳しく書かれています。

今すぐ!Evernoteユーザーが絶対すべき2段階認証の設定方法 | あなたのスイッチを押すブログ 

ローカルノートブックのバックアップ


8.ローカルノートブックのバックアップ方法と注意点

ローカルノートブックは、データベースファイル(.exb)には含まれていないため、 バックアップの際には、個別にエクスポートして保存する必要があります。

【2015年9月追記】 

Evernoteのサポートセンターに確認してみましたが、やはりデータベースフォルダ(Databases)のデータ内には、ローカルノートブックのデータは含まれていないため、個別にエクスポートする必要があるとのことでした。

ENEX形式(.enex)でエクスポートすると、タグは記憶してくれるのですが、ノートブック名は記憶してくれず、一つのノートブックにまとめて復元されてしまうので、完全な復元にならないんですよね。

そのため、同期しているノートブックのバックアップはデータベースフォルダ(Databases)をバックアップして、ローカルノートブックはENEX形式(.enex)でエクスポートするのが理想の形ではないかと思います。


(1)同期しているノートブックのバックアップ

同期しているノートブックのバックアップはこちらのブログに書かれている通り、「データベースフォルダを丸ごとバックアップ」するのが良いと思います。タグやノートブックを含めて復元可能です。

Evernote バックアップの必要性とその4つの方法とは?

(2)ローカルノートブックのバックアップ

上記ブログに書かれている自動バックアップソフト「Evernote Exporter(for Windows)」を試してみましたが、この場合、同期しているノートブックも含めてすべてのノートをエクスポートしてしまい、バックアップファイルのサイズが増えてしまいます。

ローカルノートブックの数だけ、手動でエクスポートすればよいのですが、それも面倒なので、ローカルノートブックだけをまとめてエクスポートする方法を調べてみたところ、Windows版のEvernoteはコマンドプロンプトからも実行できることがわかりました。

仕様はこちらに詳しく書かれています。

Windows - Evernote Developers (コマンドラインからの Evernote の操作)

 

例①
ローカルノートブックが複数ある場合、コマンドプロンプトで次のコマンドを実行すれば、ローカルノートブック内のノートを順番にエクスポートが可能です。

 ■コマンドの例

cd c:\Program Files\Evernote\Evernote\
ENScript exportNotes /q notebook:"ローカル年賀状" /f G:\evernote-local\localNotebook-年賀状.enex
ENScript exportNotes /q notebook:"ローカル名刺" /f G:\evernote-local\localNotebook-名刺.enex


コマンドの説明 <="">

<="">    1行目: ENScrip.exe が保存されているディレクトリへ移動

   2行名: 
ローカル年賀状というノートブックをGドライブの「evernote-local」フォルダ内に「localNotebook-年賀状.enex」というファイル名でエクスポート

   3行名: 
ローカル名刺というノートブックをGドライブの「evernote-local」フォルダ内に「localNotebook-名刺.enex」というファイル名でエクスポート

 

例②
ローカルノートブックが複数ある場合、それを「LocalNotebooks」というスタックでまとめておき、コマンドプロンプトで次のコマンドを実行すれば、ローカルノートブック内のノートをまとめてエクスポートが可能です。

コマンドの例

cd c:\Program Files\Evernote\Evernote\
ENScript exportNotes /q stack:LocalNotebooks /f G:\evernote-local\localNotebook.enex

コマンドの説明

1行目: ENScrip.exe が保存されているディレクトリへ移動

2行名: 「LocalNotebooks」というスタック内のノートブックをGドライブの「evernote-local」フォルダ内に「localNotebook.enex」というファイル名でエクスポート

 ※この場合の注意点としては、ローカルノートブックの復元の際には、ノートブック名は記憶されていないので、一つのノートブックにまとめて復元されます。そのため、複数のノートブックを作り直すことになるので、あらかじめローカルノートブック内のノートには、そのノートブック名と同じタグ名をつけておいたほうが、いざ復元となったときに仕訳の手間が省けると思います。

 

タスクスケジュールで自動実行

 上記①や②のバッチファイルを作成しておき、タスクスケジュールに登録しておけば、定期的なバックアップ運用が可能です。


バッチファイルを用いた一般的なバックアップとタスクスケジュールの登録手順はこちらのブログが参考になると思います。

Windows Serverで動作する、バックアップ+世代管理してくれるバッチファイル|成長の果実

Tech TIPS:タスクスケジューラの基本的な使い方(Windows 7/8/8.1編) - @IT 


契約プランによる違い


9.1ページあたりのファイルサイズ

    
  ローカルノートブックでも、契約プランに従い、1ページあたりのファイルサイズの違いがありました。

  ・25MB(ベーシック版)
  ・50MB(プラス版)
  ・200 MB(プレミアム版・Evernote Business)

 

プレミアムプラン契約時に取り込んだ容量の大きなページをenexファイルの形式でバックアップした場合、プレミアムプラン以外の契約のときは、インポートしようとするとエラーになります。

次の画面は、Windows7(64bit版)でプラスプランのときに、enexファイルをインポートしたときの例です。上限を超えるページがあるとインポート処理がそこで止まってしまいます。


image

 

※なお、Windows7 32bit版で上限を超えたファイルをインポートしようとしたところ、次のメッセージが表示されます。これを見ただけでは、何のエラーかわからないので、Evernoteは64bit版のPCを利用したほうがよいと思います。

「ノートをインポートできませんでした。エラー:NO_MEMORY Ran out of memory while processing data」

 

契約プランによる違いはこちらのページに詳しく書かれています。

Evernote のシステムにはどのような制限がありますか?


■(広告 スキャナー)

      


その他


10.参考にさせて頂いた記事


[Evernote] ローカルノートブックを使ってでも活用する3つの意味。 | あなたのスイッチを押すブログ

Evernote無料ユーザーなら絶対知っておくべきローカルノートブック機能



リンクばかりですみません。いろいろなブログを参考にさせて頂いています。ありがとうございました。


11.本ブログ内での関連記事


No.019-Evernoteの活用②(インポートフォルダ) ~ 徐々に上達! (IT Trial Labo)

No.021-Evernoteの活用③(カテゴリ整理) ~ 徐々に上達! (IT Trial Labo)

自炊したPDFファイルをEvernoteでDB管理<①自炊手順とファイル名>

自炊したPDFファイルをEvernoteでDB管理②<ファイル分割とEvernoteの活用>


以上、参考になれば幸いです。

2015年3月1日日曜日

ブログの運用状況(2015年2月)

2015年2月のブログの運用状況の報告です。

2月に主に実施したこと

・GQueuesに特化したサイト(GQueuesを使ってみよう!)を並行運用しており、ヘルプの抜粋を記事にして、平日の07:30に発信しています。
・TOEICで730点越えを目指して、勉強中です。通勤時間のみの勉強でどれだけ成果を出せるか実践中です。
 (参考記事)2ヶ月で目指すTOEIC730点越え ~ 徐々に上達! (IT Trial Labo)
 なお、英語の勉強は次のフォームで記録をつけています。
 (参考記事)No.022-睡眠や勉強時間の記録(Googleフォーム) ~ 徐々に上達! (IT Trial Labo)

今月はこれぐらいです。






おまけ(車に関する一言ニュース)

いま仮面ライダーは、車をモチーフにしたヒーローである『仮面ライダードライブ』が放送されており、こどもと一緒にみています。
昨年10月に開始してから、主人公だけで、すでに4パターンぐらいの変身した姿が登場しているのですが、こども雑誌のページには、もうタイプフォーミュラという新しく変身した姿がでています。
テレビマガジン | 講談社こども倶楽部
20150228221707
1ヶ月にひとつぐらいのペースで新しい製品が発売されていきますね。
映画もたくさん作られているし、ヒーロー関連の商売戦略はすごいの一言です。

2015年2月22日日曜日

朝刊に『産経エクスプレス』という選択


みなさんはどの新聞を購読されていますか。ネットやテレビだけで新聞自体をとっていない人も増えてきているのではないかと思います。

私は、これまで「新聞は購読していたいが、読みきれないので朝刊だけでいい」という単純な理由から、『産経新聞』を購読していました。

しかし思うところがあって、今回、『産経エクスプレス(SANKEI EXPRESS )』に切り替えてみました。切り替えた理由と『産経エクスプレス(SANKEI EXPRESS )』の評価は次のとおりです。


『産経新聞』をやめようと思った理由



・朝刊だけでも読みきれなくなって、家に帰宅してからチラッと読む程度になってしまった。

・『産経新聞』の専用アプリがあり、スマホサイズの機器からであれば、紙の新聞とほぼ同じ内容が無料で読めるので、『産経新聞』ではなくてもいいのではと思い始めた。(PCやタブレットサイズからは有料)

・購読料が『産経エクスプレス』の方が安い。 (産経新聞が3,034円/月 → 税込2,160円/月)
※売店などの単価は110円なので、月極は1000円ぐらい割引されている。


『産経エクスプレス』の評価



・タブロイド紙といった感じだが、写真を含めて全面カラーで、読みやすい。

・朝の忙しい時間でも目を通せるボリュームである。

・家族で読んでいる『ひなちゃんの日常』のまんがも『産経新聞』と同じ内容で掲載されている。

・広告、地域誌、産経TVクリップ(1週間の番組表)なども、新聞に挟まって届く。(最初の一週間はなかったのですが、私の地域では自然と入ってきました)


文字数はこれまでの新聞と比べ物にならないぐらい少ないですが、足りないところはスマホで補えば良いと考えているので、大変満足しています。
毎朝、新聞をみるのがちょっとした楽しみになりました。

<例. ある日のスポーツ欄>

見開き1ページで写真を大胆に掲載しています。写真ひとつひとつのクオリティーが高いです。




興味のある方は、一週間試読が可能です。

産経新聞グループ各紙 試読お申し込み<公式>

 

★2016年1月追記

  『産経エクスプレス(SANKEI EXPRESS )』は、2016年3月末をもって、休刊となることが決まりました。

  詳しくはこちら → http://sankei.jp/pdf/express_20151225.pdf



 

日経新聞が無料で読める「日経テレコン(丸三証券版)」を利用する





日経新聞を無料で読む方法という方法が紹介されていましたので、足りないところはそこで補えれば良いと思っています。

それについては改めて記事にしてみます。今のところわかっているところは次のとおりです。

・丸三証券に登録すれば、丸三トレード経由で日経テレコンの限定版が利用でき、過去3日分の日経新聞が無料で読める。

・2年間取引がないと口座が停止となるらしいので、株を購入する必要がある。但し、2ヶ月間は株売買の手数料は無料
丸三証券に関してはこちらの記事を参考にさせて頂きました。ありがとうございました。

日経新聞が無料で読める簡単な方法 : 書庫のある家@i-cube

丸三証券から証券口座閉鎖の通知ハガキが来ました


以上、参考になれば幸いです。

 

関連記事を追加しました。

 

日経テレコン21 ≪丸三証券版≫で日経新聞を無料で購読。とても便利で重宝しています。 ~ 徐々に上達! (IT Trial Labo)

2015年2月15日日曜日

『仕事は楽しいかね?』を読んでみた

 

Amazonのサイトで、『プライム会員1ヶ月お試し可能』といった表示がでていたので、試しに登録してみました。

プライム会員になると、Kindle端末の所有者限定で、1ヶ月に1冊無料で本が読める「オーナーズライブラリ」というサービスも利用できるので、そちらもせっかくなので使ってみました。

オーナーズライブラリのサービスに接続したところ、人気のコミックや自己啓発書がいくつか表示され、そこに以前から気になっていた『仕事は楽しいかね?』という本が含まれていたので、今回はそちらをダウンロードしてみました。

この本は、以前、『シゴタノ!』さんのサイトを読んで知っていましたが、機会がなくてまだ読んでいませんでした。

★シゴタノさん!の記事

TC019:『仕事は楽しいかね』をTaskChuteで実践する | シゴタノ!

今年のシゴタノ本ベスト3 第1位『仕事は楽しいかね?』 | シゴタノ!

 

20150214210217

読み始めると興味深くて、いっきに読み終えてしまいました。

なお、Kindle端末では、気になった文章にハイライトをつけることができて、その情報は自動的にAmazonのクラウドサービスに同期されるので、あとで振り返るときにとても便利です。

★ハイライトの同期先について

No.009-Kindle Fireのメリット ~ 徐々に上達! (IT Trial Labo)

 

『仕事は楽しいかね?』で私がハイライトした箇所の紹介

・ずっとしたいと思っていた仕事をしているのに、なぜか幸せじゃないんです』そういう人は、計画を立てることに依存しすぎてる。僕が〈目標の弊害〉と呼んでいる状態に陥ってるんだ

・頭のいい人がする一番愚かな質問は、『あなたは五年後、どんな地位についていたいですか』というものだ。

・「たいていの人は、マンネリ化した生活から抜け出すために目標を設定する。だけど、いいかい、今日の目標は明日のマンネリなんだよ」

・僕がいままでに掲げた目標が一つだけある。聞きたいかね?」  ぜひ、と私は答える。 〝明日は今日と違う自分になる〟だよ。

・これは僕の大好きな言葉の一つなんだ。 〝遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守る〟

・成功するというのはね、右に倣えをしないっていうことなんだ。

・チームのモットーはつねにこれ。〝何か新しいことに挑戦しよう〟

・本当の達成というのは、あるべき状態より良くあることなんだ。ただ良いだけじゃなく、目を見張るようなものであること。マジックだね

つまり結論は、『何もするな、そうすれば素晴らしいアイデアがやってくるだろう』じゃない。『〈あらゆること〉をしろ。素晴らしいアイデアは、どこからやってくるかわからないのだから』


・まず、仕事上でやったミスを全部書き出すこと。次は、問題点を書き出すこと。最後に、仕事に関してやっているすべてのことをリストアップすること。

・解決策というのは、後から振り返ってみれば、 簡単に見つけられそうに思えるものだってことを

・新しいアイデアというのは、 新しい場所に置かれた古いアイデアなんだ。

・ある事柄が〝完璧に〟できるようになったら、次は〝完璧以上の素晴らしさ〟を目指す、というくだりは、印象的だったというより脱帽という思いである。「完璧とは、ダメになる過程の第一段階」。これこそ、私たちが肝に銘じておくべき名文句ではないだろうか。

 

感想

夢や目標をたてて頑張ることよりも、いろいろ試し続けることで成功の扉が開き、いま悩んでいることややるべきことを洗い出すことで、解決のアイデアの糸口が見えてくるようです。

このブログでは、自分を改善していくための小さなチャレンジを綴っており、その中でやるべきことをGQueuesといったタスク管理ツールを用いて洗い出ししているので、自分のやっていること自体はこの本に書かれていることから、あながちずれてないなと思いました。

このサイトを続けていれば、成功できるのでしょうか。完璧とは程遠いですが・・・

ただ、もし完璧な仕組みをつくって成功したとしても、さらに完璧を目指さないと、ダメになる過程へと進んでいくということを学ばせてもらいました。

お金持ちも三代でダメになるといった言葉もありますしね。

 

参考

オーナーズライブラリで読みたい本を探すのは結構大変なのですが、検索を便利にする方法が紹介されています。

★参考にさせていただいたブログ

kindleオーナーライブラリ対象本を効率的に探す方法|読書シェアブログ

 

ちなみに、Amazonプライム会員はいまのところ私には必要なさそうなので、1ヶ月で終了としました。

以上、参考になれば幸いです。

2015年2月8日日曜日

MVNOへの切り替えの検討



以前、次の記事で書いたのですが、2013年8月に、10年続けたauに見切りをつけて、docomoのスマホに切り替えました。

No.012-スマホ通信費の節約①(毎月の請求額) ~ 徐々に上達! (IT Trial Labo)



半年後の2015年8月に二年契約が一旦終了となるので、もともと想定していたMVNOサービスへの移行に向けて、サービス内容を調べてみました。




1.有力候補は bicカメラのSIMサービス



こんなに良いことがあります

・bicカメラで契約すると、IIJの「みおふぉん」の内容に加えて、Wi-Fiサービス(WI2 300)が無料でついてくる。

・音声通話機能のサービスがあるので、docomoの携帯番号をMNPできて、番号を維持できる。

・2GB/月で1,600円、4GB/月でも2,220円とかなり安い。あまったデータは翌月に繰り越せる。

・契約は1年しばりになり、期間が短くなる。

・おさいふケータイもサポート外だが、そのまま使えるらしい。(口コミ情報)






2.やはり二年前のdocomoへの切り替えは正解だった。



MVNOにするなら、docomoのスマホからの移行が便利

・docomoのほうがMVNOのサービスを展開している会社が多く、選択の幅が広い。

・auではmineoといったMVNOサービスがあるが、4G LTEネットワークでの通信が可能だが、3Gのデータ通信は利用できない。




3.今後の通信費は半額に



現在、自宅やdocomoのWifiサービスを使って、データ通信は月2GB以内におさまっているので、BIC SIMの2GBプランにすれば毎月1,600円となり、現状の通信費の月3,250円から半額に抑えることができます。
ちなみに、docomoでの契約を継続すると月々サポートがなくなって月3,000円程が加わるため、節約代は半額以上になります。


デメリットはキャリアメールと保証サービス(月380円)がなくなることぐらいでしょうか。

以上、参考になれば幸いです。