2014年8月20日水曜日

GQueuesをお薦めする10の理由


Googleのタスク管理サービスである『GQueues』をご存じですか?
まだ英語版しか提供されていませんが、とても便利で私にとっては無くてはならないツールになっています。

同じタスク管理サービスとして『Toodledo』や『Nozbe』があるので、それらよりも「すぐれている点」と「同じように使える点」という2つの観点から『GQueues』のオススメのポイントを10個、ご紹介したいと思います。

【目次】
 Ⅰ.ToodledoやNozbeよりもすぐれている点
  ①使いやすいデザイン
  ②タスクの整理がしやすい
   ③ファイル添付ができる
  ④メモがたくさんかける
  ⑤専用アプリが使いやすい

Ⅱ.ToodledoやNozbeと同じように使える点
  ⑥タスク登録がしやすい
  ⑦Googleカレンダーと連携できる
  ⑧タスクの繰り返しに対応
  ⑨タスクの共有
  ⑩いつでもどこでも使えて料金も手ごろ
 
Ⅰ.ToodledoやNozbeよりもすぐれている点

①    使いやすいデザイ

・高機能なのに、見た目がシンプルで色分けもできて親しみがもてるデザインになっています。
・優先度を並び順で表現しており、ドラックすることでタスクの順番を自由に変えられます
▼参考(イメージ)

 20140819143314

②    タスクの整理がしやすい

・カテゴリ、キューでの分類ができて、さらにタスクは深い階層でサブタスクを作れるので、自分好みの整理ができます。
 (サブタスクは20階層以上でも登録できました。)
・日本語での検索はやや精度が低いですが、タグもあるので多面的な管理ができます。

▼参考(リンク)
 こちらでGQueuesのヘルプを日本語に翻訳していますので、参考にしてください。
 
 はじめに | ヘルプ(翻訳) | GQueuesを使ってみよう!

③    ファイル添付ができる

・最近のアップデートにより、Google Driveとの連携が可能となって、ファイルを添付できるようになりました
▼参考(動画)
 英語の説明ですが、動画をみてもらった方がイメージしやすいと思います。

 

④    メモがたくさんかける

・タスクにはメモをたくさん入力できます。
・イメージもリンク先のパスを書けば自動的に表示されます。
URLを入力してクリックすれば、リンク先が開きます。
▼参考(イメージ)
 20140819141422

⑤    専用アプリが使いやすい

・iPhoneとAndroidの専用アプリがあります。
・タスクをロングタッチすると、PCと同じようにタスクの順番をドラッグして変えられます。 (癖になる操作感です)
・Androidのウィジェットも見やすくて使いやすいです。

▼参考(動画)
 英語の説明ですが、これも動画をみてもらった方がイメージしやすいと思います。
 

2014年6月17日火曜日

OneNoteで行うタスクの履歴管理

おはようございます。
OneNoteが無料化されてから約3ヶ月、みなさんはどのように利用されているでしょうか?
私はタスクの履歴管理として利用していますので、今回ご紹介します。

■タスクの履歴管理とは

次のようなことを覚えていますか? 私はこれらを履歴に残して、次回実施するときに慌てないようにしています。

・自分や大事な人の誕生日に何を買って、どこで過ごしたか覚えていますか?昨年分は覚えていたとしても、3年前ではどうでしょう?

・ポイントの失効期限はいつですか?

・公共料金や駐車場の振込を忘れそうになったり、ほんとに手続きしたのか不安になって、履歴を調べたことはありませんか?

・エアコンや洗濯機の掃除をいつやったか覚えていますか?

・健康診断や歯医者など前回はいつ行きましたか?

・車検や車の手続きで必要になったものはありませんか?

■クラウドのタスク管理サービス

スマホと高速無線ネットワークの環境が整ったことにより、どこでもどの端末からも同じ情報がみれるようになってきたことから、タスクリストをクラウドを用いて管理するサービスが普及してきています。

タスク管理の代表的なサービスとして、Nozbe、Toodledo、GQueuesがあります。(私はGQueuesを利用)

ただどのサービスも高機能ではありますが、タスクを実施した記録や履歴を管理するところは十分ではないと思います。

タスクを実施したときの内容やノウハウをタスク内のメモ欄に記録しても、アーカイブを検索をしないといけないですし、効率的ではないと思います。

そこで履歴の管理は、メモツールとあわせて使うようになりました。

■メモツールの利用

最初はToodledoのタスクのメモ欄に、Evernoteのページをリンクさせて、履歴を管理することから始めました。

1つのタスクに対してEvernoteに1つページをつくって、タスクをいつ実施したか、そのときのメモを記入していきます。
※こちらのブログを参考にさせていただきました。
ToodledoとEvernoteを連携させて日々のタスク管理を行う方法 : My Scratch Pad
ただ、Evernoteは起動が遅かったり、ちょっとしたことで同期がとまってしまうことが何度かあったので、タスクの履歴管理はOneNoteを使うことにしました。

(OneNoteアプリでのタスクの記入例)
20140616112847

逆に言うと、OneNoteはタスクの履歴管理以外には、ほとんど利用していません。

どちらにも一長一短あるため、他サービスとの連携やWebページの画面キャプチャはEvernoteで行っています。

※EvernoteとOneNoteのすみわけについては、当ブログの次の記事を参照ください
No.045-Onenoteのアプリが結構良い(Evernoteとの比較)

 


■OneNoteの設定

私の場合、まずはセクションをカテゴリに分類しました。
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そしてその中に、タスク管理サービスの1タスクに対して1ページを作成しました。(下記は、”60 健康”の例)

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ページの記入方法は人それぞれですが、OneNoteはCtrl+1のボタンだけで、チェックボタンのON/OFFができるので、実施予定日をかいておいて、実施したらチェックを入れ、あわせてメモを書くのがよいと思います。

スマホアプリでもチェックボタンをタッチするだけで、チェックがはいります。

また、OneNoteには「ページへのリンクをコピー」という機能があり、
それぞれのタスクのページへのリンクをコピーして、ひとつのページにまとめると、簡単にリンク集を作成できます。

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このリンク集をPCやスマホのデスクトップにおいておけば、すぐに該当のページにアクセスが出来て、簡単にタスクの履歴管理を 行うことができます。




■タスクの履歴管理を行うとどうなるか?

やるべきタスク(ToDo)をコントロールできるようになると、ちょっと余裕がうまれます。
※これがGTDの考え方です。当ブログの次の記事を参照ください。
No.020-時間の節約(GTDのススメ)

そうすると、自分のやりたかったことが見えてきて、ちょとずつそこに時間をかけることができるようになってきます。
「継続は力なり」と言いますが、日々の生活のなかで毎日続けることは困難です。

それでも月3回でもやっていれば、年30回を超えますし、3年で100回やればそれなりの成果もでているはずです。
(ちなみに、私は10年ぐらいかかって利き手とは反対の右手でも字がかけるようになり、ちょっとでも続けていれば、良いことがあるんだなと思えるようになりました。)

なりたい自分になるために、まずは、タスクの履歴管理を行うことからスタートしてみてはいかがでしょうか?

以上、参考になれば幸いです。

2014年4月5日土曜日

ProjC★IT活用をスタート

 
Projcet Aでは、IT節約として節約型の情報マネジメントシステムを作るところまで実施しましたが、
あらためて、IT活用の方法を紹介するプロジェクト(Project C★IT活用)をスタートして、
具体的なツールの活用方法など中身の濃い内容を発信していきます。
期間: 2014年4月から2014年12月末までの約9ヶ月間
現状と目標: アクセス数が伸び悩んでいるので、IT活用に関する情報を発信して、アクセス数を増やす。
目標としては、GoogleAdsenseから第一回目の収入を得る
取り組む頻度: 週1ペースで情報を集めて、記事は推敲してから発信する

■ProjectA★IT節約の記事の発信で学んだこと

ブログの方向性を模索している状況で投稿記事を増やすことを優先していたため、他の方が書かれたブログを紹介させて頂いたり、ツールの詳細な手順を省いて発信しており、記事のボリュームや内容にもムラがありました。
その中で「Evernote」に興味があったため、以前使ったことのあった「Onenote」と比較した記事を書いたところ、Googleで「Evernote Onenote」で検索すると上位にランキングされるまでになりました。
記事掲載時は、「Onenote」のことを書いても誰も興味はないだろうし、字数がちょっと多めで誰も読まないと思っていたので驚きでした。
そして先日、「Onenote無料化」のニュースがあり、次のグラフのように、このサイトへのアクセス数が一時的に急増しました。
しかし、今後もアクセス数が増加すると思いきや、数日後にはかえってアクセス数が減ってしまいました。
それは、大手のブログサイトが「Evernote」と「Onenote」の比較記事を書いたことにより、私の記事は埋もれてしまい、検索のランキングがかなり下がったためでした。
小売店と大型店舗との関係のように、お客さんが戻ってくるようにするためには、大型店舗には無い、コアな情報を提示していく必要があると感じました。
 

■今後

現在、このブログの人気記事の順位は次のとおりです。
第2位の「GQueues」は私の気に入っているTodo管理ツールですが、まだあまり世の中に浸透していないため、紹介している方がほとんどいません。
そのため、「GQueues」といったらこのサイトと言われるように、「GQueues」関連の記事を増やしていきたいと思います。

2013年12月5日木曜日

No.050-私にもできた節約型の「情報マネジメントシステム」


これまで50回に渡り、節約のためのツールや方法を、つたない文章ながらご紹介しました。
それらでやりたかったことは、それぞれを連携させるなどして、自分なりに情報を管理する仕組みを作ってみることでした。
なぜなら、「調べればすぐに情報が得られる時代となり、多くを知っていることがメリットにはならなくなったため、情報をコントロールして自分のアイデアを組み立てる仕組みが必要」と思ったためです。

■AndroidスマホとWindows7を用いた、節約型の「情報マネジメントシステム」

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2013年11月30日土曜日

No.046-GQueuesとOnenoteの連携


以前、GTDのタスク管理サービスであるGQueuesについて紹介した際に、Evernoteとの連携方法を記載しました。
No.024-GQueuesのオススメの使い方
GQueuesにはタスク情報や繰り返しや期限を登録しておき、メモ欄にEvernoteのリンク先を設定して、Evernote側に詳細な履歴を残すという仕組みでした。
「GQueues」のタスクのリンクをクリックするだけで、Evernoteの対象のノートを開くことができますが、これはPC版のみで、AndroidのEvernoteアプリでは開きませんでした。
せっかくスマホで「GQueues」のタスクを確認しても、AndroidのEvernoteアプリで対象のノートを探す手間があり、結局、自宅のPCでノートの更新をかけてから、タスクをクローズしないといけないのが難点でした。

昨日紹介したOnenoteのアプリのほうが使いやすいことがわかったので、「GQueues」と連携させるデジタルノートをEvernoteからOnenoteに変更しました。
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使い方の例をご紹介します。

①GQueuesにタスクを登録して、メモにOnenoteのリンク(「ページヘのリンクをコピー」)を貼り付けておく。
タスク利用時に、スマホでそのリンクをタッチする
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②すると、Onenoteのアプリが起動し、ノートブックの選択画面になる。
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③ノートブックを選択すると、登録しているセクション(分類)が表示されるので対象のものを選ぶ
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④ノートの一覧が表示されるので対象のものを選ぶ
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メリット

PC版ではOnenoteの対象のノートが直接開きますが、Onenoteのアプリではノートブックの選択画面が開くだけです。

それでも、Onenoteは分類がしやすいので、対象のノートを簡単にみつけることができます。

編集もしやすいので、スマートフォンからでも簡単なメモを残すことができて、GQueuesのタスクをクローズすることができます。
(Evernoteはスマホではアプリが起動しないので、思考が途切れてしまいます。)

GQueuesについて

GQueues(Google純正のタスク管理サービス)はまだ普及していないようですが、アプリも使いやすいです。

タスクの順番の並び替えも、数字をタッチしながらドラッグするだけで変更できます。

タスクの階層に制限がなく、メモをたくさん記入できるのがToodledoにはないメリットと思います。
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あとがき

EvernoteもToodledoもデータベースなので、検索ありきだと私は使いづらく感じてしまいます。

以上、参考になれば幸いです。

2013年11月7日木曜日

No.024-GQueuesのオススメの使い方

Google製のTodo管理ツールであるGQueuesは、Toodledoに比べると機能はシンプルです。

Toodledoのようにタスクを優先度で並べて、時間を見積もって、開始時間を設定するといったことはできないですが、 私はそこまでTodo管理ツールで時間をコントロールしたいと思っていません。

ただ、期限前に忘れずにタスクを実行できれば良いため、GQueuesで十分なのです。
そこで、GQueuesをより快適に使いこなすための、オススメの機能を紹介します。

GQueuesのオススメの機能

①Androidアプリでの共有

   Androidのアプリをインストールすると、他のアプリから「共有」で呼び出すことができるようになります。
私は、スマートフォンでGmailをみる際に、「CosmoSia」というメールソフトを利用していますが、
Todo管理として登録したいメールがあったときには、「共有」のボタンを押します。

そこで「GQueues」を選択すれば、メールのタイトルがタスクのタイトルになり、メールの本文がタスクのメモとなって登録できます。期限やフォルダを設定すれば、より確実にタスクを管理できます。

20131104041239

②Google Chromeのアドオン

PC版のGoogle Chromeには、GQueuesのアドオンをインストールできます。

Webページをみているときに、タスクとして登録した情報があったら、
「GQueues」のボタンを押して、次の画面を呼び出します。
「From Web Page」のチェックボックスにチェックを入れるだけで、情報が転記されてタスクとして登録できます。 本当に簡単です。
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2013年11月6日水曜日

No.023-Todo管理ツール(Nozbe→Toodledo→GQueues)

私は、Googleの「Gqueues」というクラウドのTodo管理ツールのサービスを利用しています。
仕事の情報は一切入力せず、個人でやるべきこと・やりたいことを登録しておいて、時間の余裕があるときにリストを確認して実行するという使い方です。

クラウドサービスなのでPCやスマートフォンのどちらからも最新の情報にアクセスできます。
NozbeからToodledoに移行し、現在はGQueuesに落ち着いていますので、その理由をご説明します。

最初に利用したのは、Nozbeでした。

前回下記記事で紹介した本に影響を受けて使い始めました。
この本(無料版)の1章をよめば、Nozbeをちょっと使ってみたくなると思います。
No.020-時間の節約(GTDのススメ)

※なお、私の「diigozby(ディーゴズビー)」という名前もこの本にでてくる「diigo(ディーゴ)」と「nozbe(ノズビー)」というクラウドサービスをあわせて活用してみようと当初は思っていたためです。まだどちらも活用していません。

■残念に思うところ
・サブフォルダがつくれないので、せめてもうひとつ階層が欲しいと思ってしまう。
・利用料金が、年契約でも ¥8160と高い


次に選んだのは、Toodledoでした。

このツールを詳しく知ったのは、シゴタノさんのこの特集を読んでからでした。
シゴタノToodledoの使い方

サブフォルダがつくれて、年間14.99ドルと安いので利用していましたが、
どうも高機能すぎて私にはあわないと感じるようになりました。

■残念に思うところ
・機能(複合検索、リピート、並べ替え、開始時間・終了時間設定など)が多い反面、データベースなので、検索しないと必要な情報がでてこない。
・重要なタスクがたくさんの軽微なタスクに埋もれてしまう。
・抜けや漏れがあるのではないかと不安に感じる


2013年10月29日火曜日

No.020-時間の節約(GTDのススメ)

GTD(Getting Things Done)は御存知ですか?

あれもやらなきゃ、これもやらなきゃと、やるべきことがたくさんあると、
ついついそれらのことが気になってしまい、生産性があがらなくなってしまいます。

それを解消するため、気になることを頭の中から追い出し、
目の前の作業に集中するための方法がGTDです。


私自身、このGTDを実践するようになってから、いろいろアイデアがでてくるようになりました。

そもそも私がGTDを知ったのは次の本を手にしたことからでした。
電子書籍版を2章まで無料で読むことができますので、ぜひ読んでみてください。
GTDがどういうものか、ちょっとわかると思います。

mpress Japan: iPhone×iPad クリエイティブ仕事術 本当に知りたかった厳選アプリ&クラウド連携テクニック



 

 iPhone×iPad クリエイティブ仕事術 本当に知りたかった厳選アプリ&クラウド連携テクニック
 著者:倉園佳三(「インターネットマガジン」元編集長/IT コンサルタント) 著 
 
このブログを始めてみようと思ったのも、この本がきっかけでした。

特にToDo管理のクラウドサービスに興味をもつようになり、
「Nozbe」→「Toodledo」→「Gqueues」と変遷してきました。

ローカルPCでは、シゴタノさんで紹介されている「Taskchute2」を利用しています。

これらのTodo管理ツールは時間の節約につながると考えており、
今後記事にして紹介していきたいと思います。

■GTDについては、こちらの記事も参考にさせて頂きました。
誠 Biz.ID:Getting Things DoneGTD)まとめ - Business Media 誠

しっかりGTDについて知りたい人は次の本がオススメです。




 
以上、参考になれば幸いです。