2016年7月5日火曜日

さくらインターネットへのDrupal8のインストール


以前書いた『さくらインターネットへのDrupal7のインストール』という記事へのアクセスが割と多いので、
今回はDrupal8をインストールしてみたときの手順をまとめてみました。

【今回の記事をざっくり言うと】
・Drupal7からDrupal8へのアップグレードを試してみたが、手順が悪いのかうまくいかなかった。
・Drupal8のインストール自体は、いくつかポイントはあったが、問題なくできた。
・さくらインターネットのスタンダードプラン上では、Drupal8はちょっと動作がもっさりしている。今後使用するかは未定。


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1.まずDrupal7からDrupal8へのアップグレード

 
まずさくらインターネットはスタンダードプランで契約しており、そこにDrupal7をインストールしていたので、Drupal8にアップグレードできるかを試してみました。次の手順を参考にさせて頂きました。
Drupal7のアップデート(アップグレード)手順 | TechMemo
 
「update.php」にアクセスしたところ、次のエラーメッセージが表示されました。
The website encountered an unexpected error. Please try again later.
Symfony\Component\DependencyInjection\Exception\ServiceNotFoundException: You have requested a non-existent service "access_check.db_update". in Symfony\Component\DependencyInjection\ContainerBuilder->getDefinition() (line 819 of vendor/symfony/dependency-injection/ContainerBuilder.php).
 
DBのアップデートが必要なのかもしれませんが、Drupal7はほとんど使っておらず、時間をかけて調査するのも面倒だったので、すぐにアップグレードはあきらめて、Drupal8をインストールすることにしました。
 

2.Drupal8のインストール準備

 
①最新のDrupal8(このときはVer8.1.3)を次のサイトからダウンロードして、7zipを用いて解凍しました。
https://www.drupal.org/blog/drupal-8-1-3-and-7-44
 

②FFFTPでさくらインターネットの環境にアップロードしました。
★Point! さくらインターネットでは、phpは705にすること!
FFFTPの場合、「設定」の「転送3」でphpを705の属性にしておくとよいです。705でないとうまく動きません。
ファイル数が12,756と多く、転送にはかなり時間がかかります。
  image 
 
③「サーバコントロールパネル」でphpのバージョンを選択する。
★Point! PHPのバージョンは5.5.9以上にすること
  image
※ちなみに、DatabaseのMySQL は 5.5.3以上が必須要件です。
 
④「サーバコントロールパネル」で「Webアプリケーションファイアウォール」を無効にする
インストールをしようとしたところ、次のメッセージが表示されました。
Forbidden
The server refuse to browse the page.
The URL or value may not be correct. Please confirm the value.
TIME: (時間)
METHOD: POST
PATH_QUERY: (アクセスパス)

「Webアプリケーションファイアウォール」を無効化すると 良いとネットに書いてあったので、実際にやってみるとうまく表示されました。但し、影響を理解したうえで、設定してください。インストール後に問題がなければ、有効に戻したほうがよいと思います。
 
⑤「.htaccess」はDrupal7で使用していたものを用いて、インストールパス直下に上書きしました。

・ .htaccessの編集① → インストールパス直下
    Options -Indexes と Options +FollowSymLinks を #をつけてコメントアウトする。
# Don't show directory listings for URLs which map to a directory.
#Options -Indexes
# Follow symbolic links in this directory.
#Options +FollowSymLinks
 
・ .htaccessの編集② → sites/dafault/files/にも.htaccess
これを変更しないと、テーマのデフォルトを変更したときに反映されなかった。
Options -Indexes と Options +FollowSymLinks を #をつけてコメントアウトする。
(こちらが詳しいです。)
Drupal7をさくらのレンタルサーバーに導入しました。 ::: Toro_Unit

 

⑥php.iniは必要に応じて編集する。

以前、Drupal7をインストールしたときとほぼ同じですが、インストールでうまくいかないときは、「サーバコントロールパネル」の「PHP設定の編集」から確認してみてください。

■わたしの現状のphp.iniの設定

mbstring.func_overload = 0
mbstring.language = neutral
mbstring.http_input = pass
mbstring.http_output = pass
mbstring.encoding_translation = off
mbstring.internal_encoding = UTF-8
magic_quotes_gpc = Off
register_globals = Off
session.auto_start = Off
date.timezone = "Asia/Tokyo"
upload_max_filesize=20M
post_max_size=20M
output_buffering = On
 

3.Drupal8のインストール

 
①「サーバコントロールパネル」でデータベースを新規に構築してから、Drupal8 のインストールを行いました。
基本的にはこちらのサイトに書かれている手順で行いました。
 Drupal 8 のインストール手順 | 俺のドルーパル(Drupal)
 
②データベース設定画面の入力情報
★Point! データベースの設定の画面では、「高度なオプション」を表示し、
       「localhost」をご自分のDB情報(mysql***.db.sakura.ne.jp)に変更すること
      データベース名 :  「データベースの設定」画面の「データベース名」
  データベースのユーザー名 : 「データベースの設定」画面の「データベース ユーザ名(初期アカウント名)」
  データベースのパスワード : 「データベースの設定」画面の「接続パスワード」
  ホスト : 「データベースの設定」画面の「データベース サーバ」
  ポート番号 : デフォルトのまま

③インストール中に、「クリーンURL」が利用できるのに無効になっている旨のメッセージが表示されましたが、あとからでも対応できそうだったので、そのままインストールを進めました。それ以外はとくに問題なく処理が進み、問題なくインストールができました。

クリーンURLについては、こちらに英語の記述がありますが、ちょっと時間がかかりそうなので、調べていません。
https://www.drupal.org/node/15365#dedicated
 
④インストール完了後の管理画面や基本サイトにアクセスすると、テーマの反映されていないテキストベースの画面になっていました。
★Point! sites/dafault/files/にも「.htaccess」ファイルを上書き配置する  

 

4.Drupal8を使ってみた感想

 
最初にサイトにアクセスしてみた感想としては、「動きがもっさりしている 」でした。
1万以上のファイルをアップロードしたので、エンジンはパワフルなんだと思いますが、サーバ性能に見合っていない感じです。
まだインストールしてちょっと触っただけですが、さくらインターネット(スタンダードプラン)でDrupalを使うのはやめておこうと考えています。
 

5.そもそもの目的

 
Drupalで何をしたかったかというと、人気のCMSにちょっと触ってみたかったということもありますが、家族だけがアクセスできる専用サイトを作って、複数のブログを運用したいと思ったからでした。

いまは、「さくらのブログ(seesaaブログ)」にちょっとデータがあるので、それをCMSに移行したいと思っており、Wordpressだと複数ブログの運用はちょっと亜流のようだったので、ほかのCMSで検討しています。

こちらの情報をみると、「Nuleus」というCMSが軽くて、複数のサイトが作れて、メール投稿もできるようなので、調べてみようと思います。
複数のサイトを作れて、メール投稿ができ、かつ独自ドメインを割り当てられるCMSを教えてください
http://q.hatena.ne.jp/1273270535

以上、参考になれば幸いです。

2015年3月14日土曜日

Wordpressに負けない!Bloggerのカスタマイズ


本ブロブはGoogleのブログサービスである『Blogger』を利用しています。
以前、次の記事で書いたように、初心者でも簡単にブログ&アフィリエイトを無料で開始できるのでおすすめです。
No.001-ブログツールはBloggerがおすすめ! ~ 徐々に上達! (IT Trial Labo)
 
ただ、Wordpressで公開しているブログに比べて、Bloggerのページは重い(表示速度が遅い)と感じていたので、いろいろカスタマイズしてみました。

それ以外のカスタマイズも行っており、Wordperssのブログと遜色ないできになったと感じています。
 
【目次】
 1.表示速度の改善
  1-1.画像の表示待ちの改善
 1-2.忍者ツールの設定変更
 1-3.Twitterのタイムラインの非表示
2.デザインの変更
 2-1.レスポンシブデザインへの変更
  2-2.デザインの詳細部分の変更
  2-3.ブログパーツの追加
3.その他
  3-1.Bloggerの注意点
 
1.表示速度の改善

1-1.画像の表示待ちの改善


children-593313__180
これまでページ内の画像が表示されるまで、画面操作ができず、読み込みが完了するまで20秒間ほぼ固まった状態になっていたのですが、次のページの対応により、驚くほど表示が早くなりました。
「Bloggerが重い!」そんな時はわずか1分でページ表示が軽くなるこの方法を試してみればいいじゃない | 福岡ch

画面に映っていない部分の画像は後で読み込むような動きになっています。Bloggerが重いと感じている人はこの方法を試されると良いとお見おます。

1-2.忍者ツールの設定変更


SNSのボタン表示に忍者ツールの『忍者おまとめボタン』をつかっています。
これまでは、1つのボタンごとに、何件シェアされたか数字を表示されるようにしていましたが、それが全体表示を遅くする要因になっていました。
たいしたシェア件数もないので、件数を非表示にしたところ、表示速度が格段に早くなりました。
ツイートボタン、いいねボタンなどをまとめて簡単設置|忍者おまとめボタン
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1-3.Twitterのタイムラインの非表示


Twitterのタイムラインを表示するようにしていましたが、これもボトルネックになっていましたので、非表示にしました。
現在は、別のGQueuesのサイトに表示するようにしています。
GQueuesを使ってみよう!


2014年5月3日土曜日

さくらインターネットへのDrupal7のインストール


新しいサイトの構築に向けて、さくらインターネットのスタンダードプランにCMSのDrupal7をインストールしました。

インストールにコツがあったので、備忘録を兼ねて記事にしておきます。
ただ、Drupalは他のCMSに比べて難しいと感じたので、新サイトは別のCMSで運用することになると思います。

夏頃にDrupal8がリリースされるらしいので、それに慣れてからDrupalを本格的に利用していきます。
 

(1)契約

・スタンダードプラン契約
   機能: MySQL5.5が利用可 、容量100GB
料金: 月額515円     初期費用1,029円

・独自ドメイン取得( XXX.comのドメインを取得したい場合)
新規取得:1,852円 ( 更新費用:1,852円 )

(2)さくらコントロールパネルでの設定

・データベースの設定
データベースの新規作成 → データベースの文字コードは「UTF-8」

・  運用管理者のメールアドレスの設定
CMS運用のためのメールアドレスを新規追加

・PHP設定の編集
php.iniを次の内容に書き換えておく
mbstring.func_overload = 0
mbstring.language = neutral
mbstring.http_input = pass
mbstring.http_output = pass
mbstring.encoding_translation = off
mbstring.internal_encoding = UTF-8
magic_quotes_gpc = Off
register_globals = Off
session.auto_start = Off
date.timezone = "Asia/Tokyo"
※一番下の「date.timezone = "Asia/Tokyo」は、他のサイト運用で使用しているWordPressで必要となったため

・ドメイン設定(契約者のみ)
インストールフォルダやサブドメインの設定を行っておく
 

(3)Drupal7のインストール

・基本インストール
こちらの手順が詳しいです。 → 「3 MySQLにデータベースを作成する」は実施済みのため、スキップ
Drupal 7.23のインストール | インターネットマニュアルズ
 

(4)ファイルの編集

・ .htaccessの編集① → インストールフォルダ直下
    Options -Indexes と Options +FollowSymLinks を #をつけてコメントアウトする。
# Don't show directory listings for URLs which map to a directory.
#Options -Indexes
# Follow symbolic links in this directory.
#Options +FollowSymLinks

・ .htaccessの編集② → sites/dafault/files/にも.htaccess
これを変更しないと、テーマのデフォルトを変更したときに反映されなかった。
Options -Indexes と Options +FollowSymLinks を #をつけてコメントアウトする。
 

(5)Drupal7の日本語化

・TeraTermの設定
TeraTermをダウンロードして接続できるようにしておいたほうが何かと便利

・日本語化
こちらの手順を参考にしました。
drupal 7 を日本語化する - KRAKENBEAL RECORDS
 

(6)テーマの変更

・テーマを変更したい場合に設定
こちらの「第5章 : デザインテンプレートのダウンロード、設定」が参考になるのでは
「オープンソース」を使ってみよう (第30回 Drupal 7 インストール・導入編 )

 

(7)各種モジュールのインストール


・おすすめモジュール
こちらを参考にしました。
Drupalお薦めモジュール全96まとめ
とりあえずここらへんをインストール
Views
administration menu
Webfrom
Backup and Migrate
Google Analytics
Advanced help
insert
 

(8)WYSIWYGエディタのCKEditorを利用する

・使えるようにするための設定
①モジュールのインストール → 通常手順でインストール
CKEditor - WYSIWYG HTML editor | Drupal.org

②CKEditor機能本体 → ダウンロードして、/sites/all/libraries/配下に 解凍した ckeditor を配置
Download | CKEditor.com

③「The version of CKEditor could not be detected.」とエラーが表示される場合の対処
/sites/all/modules/wysiwyg/editors の ckeditor.inc を次のように変更する

変更前

if (preg_match('@version:\'(?:CKEditor )?([\d\.]+)(?:.+revision:\'([\d]+))?@', $line, $version)) {

変更後

if (preg_match('@version:[\"|\'](?:CKEditor )?([\d\.]+)(?:.+revision:[\"|\']([\d]+))?@', $line, $version)) {


(9)Windows Live Writerから Drupal に記事を投稿できるようにする

・XMLRPC Serverを有効にするため各種設定
基本手順はこちらを参考にしました。 Setting up Drupal for blogapi publishing. | billspeers.com

以下は、それぞれのページの補足です

①モジュールのインストール Requirements | billspeers.com
BlogApi module
Services
Chaos Tools(C-Tools)

②BlogApiで MetaWeblogを利用できるように選択 Configuring the BlogApi module | billspeers.com

③全部使うようにチェック Setup Drupal | billspeers.com

④Windows Live Writer で Metaweblog APIを使うように選択。 Publishing | billspeers.com

(10) 【おまけ】さくらのブログも Windows Live Writerから 記事を投稿できるようにする

・設定をする
こちらを参考にしました。Windows Live Writerってあらためて便利だなと感じました。
Windows Live Writer をさくらのサーバで使用する: サイケなアレ
※さくらインターネットの契約をすると「さくらのブログ」が使えます。
私は、ログイン認証機能でアクセス制限をつけて、家族のプライベート日記として利用しています。

(11)まだやってないけど、今後やりたいことのメモ


以上、参考になれば幸いです。