2016年6月15日水曜日

MVNOへの切り替えで節約(DMM mobile)

 

2013年8月に10年続けた「au」に見切りをつけて、 MVNOへの切り替えを見越して 「docomo」のスマホへ移行しました。

そして2年後の2015年8月についにMVNOサービスの「DMM mobile」 へ切り替えました。

結果としては、スマホの機能はそのままに料金だけ格安になり、大変満足しています。

今回の記事では「DMM mobile」 を選んだ理由と、10ヶ月程使ってみた感想をまとめておきます。

なお、以前の記事では、Wi-Fiサービス(WI2 300)が無料でついてくる『bicカメラのMVNOサービス』を第一候補として検討していましたが、「DMM mobile」 を選択しました。

■以前の記事  
MVNOへの切り替えの検討 http://it-setsuyaku.blogspot.jp/2015/02/mvno.html

 

 

1.「DMM mobile」を選んだ理由


・bicカメラでIIJの「みおふぉん」を契約するとWi-Fiサービスが無料でついてくるため、第一候補として考えていましたが、Wi-Fiサービスは割と切り替えが面倒で、使い勝手が悪い気がしたため、外出時に無理にWi-Fiサービスは使おうとせず、契約する通信量を増やして常にLTEを利用することにしました。
※Wi-Fiを常時Onにしておくと、電池消費がはやくなったり、フリースポットのWi-Fiにつながってネットが切れてしまうなど、うまくコントロールできないことがあるため、いまでは外出時はWi-FiをOffに、自宅ではWi-FiをOnとなるよう、Androidアプリの「Lhama」を活用して、自動で切り替えを行っています。このLhamaはセルという方式で位置を認識しており、GPSに比べて電池消費が抑えられる優秀なアプリです。但し、auやAndroidのlolipopには対応していないようです。

・docomoでは3GBだった通信量を、余裕をもって5GBにして、通話ができる契約プランである「シングルコース 通話SIM 5GBプラン 基本料金:2127円」を選びました。
※「DMM mobile」は業界でも最安レベルであり、他社が安いプランを出しても、追いかける方針をだしているそうなので、今後も目移りしないですみそうです。

・有効期限は1か月ですが、利用料の10%分がポイントとして付加され、「Dmmレンタル(毎月980円)」や「Dmmトーク」といった他のサービスの利用分のポイントも合算して利用できることも魅力的でした。

 

2.「DMM mobile」を利用してよかったこと


・キャリアの2年縛りが、1年縛りに短くなりました。キャリアの解約金は約1万円と高く、2年に1度しか機種変更のチャンスがこないというのは、サービスとしていかがなものかと思います。ようやくそのスパイラルから解放されました。

・docomoの契約時は月3,250円で2015年9月以降も継続した場合、月々サポートがなくなって月3,000円程が加わる予定でした。それが月2,200円ぐらいとなり、毎月4000円以上の節約ができています。10ヶ月経ったので4万円は節約できました。ありがたいです。

・5GBの通信が使い切れなくても、翌月に繰り越しされており、通信料を気にせずネットが利用できます。

・電話は基本は受信専用で、発信するときは「LINE、DMMトーク、SMARTALK」といったサービスを利用しているので、通話料はあまりかかりません。

・おサイフケータイはサポート外となっていますが、docomoで使っていたときと同じものが問題なく利用できています。(モバイルSuica、Edy、nanaco、Waon、ポンタ等)

・キャリアのメールは以前から使わず、gmailをメインにしていたので、困っていません。

・ポイントの有効期限が1か月ですが、2か月に1度、月初のみ有効期限が重なり、他のサービスとの合算でポイントが350円分ぐらいになります。そのポイントを利用して、「Dmmの動画サービス」で子供と一緒に昔の戦隊ヒーローの動画をみたり、「電子書籍のサービス」でクックパッドの殿堂入りレシピを読んだりしています。

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3.docomoのスマホではテザリングができない


・docomoのスマホに格安SIMを入れた場合、テザリングができないケースがあり、私もできませんでした。「DMM mobile」が悪いのではなく、docomoが対処すべき問題であり、私が使用している富士通製のスマホ「ARROWS NX F-06E」では、テザリングはできないようです。
アプリとbluetoothを使用すれば、なんとかなるようですが、想定外だったので残念です。

docomoのスマホはテザリングが出来ない

 

4.MNPのため、キャリア解約する際の注意点


・解約金不要期間がキャリアにより1~2ヶ月となっているのでMNPのタイミングは気を付けましょう。逃すとまた2年後になります。

・キャリアのポイントはできるだけ、使い切りましょう。製品に交換してもらえます。 http://www.mydocomo.com/web/houjin/point/exchange/

・キャリアでオプション契約をしていないか確認し、不要なものは解約の手続きをしましょう。

・当月分のパケット代は支払済みのため、月の中旬から下旬にMNPの手続きをしましょう。

・MNP予約番号には、有効期限があるので気を付けましょう。

 

5.MVNOの契約をする際の注意点


・新規契約手数料 3240円 がかかります。なお、「DMM mobile」ではこれにも10%のポイントが付きました。

・「DMM mobile」ではMNPの手続き中に、スマホで通信ができない期間が生じます。私の場合は1日半使えませんでした。Wi-Fiは使えるので、困る方はモバイルルータを用意するとよいと思います。

■私の場合の具体的な手続きの流れ

 ・2015年8月上旬までにdocomoのポイントを商品と交換し、オプション契約をすべて解約
     ↓
 ・2015年8月中旬にdocomoでMNP予約番号を取得
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 ・2015年8月下旬の木曜日の深夜に、Webで「DMM mobile」へのMNPの移行手続きを実施
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 ・金曜日は問題なく利用可。土曜日の午前中からスマホで通信が不可になる
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 ・日曜日の夕方にSIMカードが届き、スマホでSIMカードの入替をして、利用可能になる
 ※最初は通信のアイコン欄に「3G」のマークしか表示されず不安になりましたが、10分ぐらいしたら「LTE」の表示に変わっていました。

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6.最後に

 

「DMM」は成人向けのサービスのイメージがあるので、敬遠する人もいるのではないかと思います。ほかにもMVNOのサービスはたくさんあるので、自分にあったものを選んでください

以上、参考になれば幸いです。