2015年5月24日日曜日

日経テレコン21 ≪丸三証券版≫で日経新聞を無料で購読。とても便利で重宝しています。


こちらの記事に書いたとおり、私は朝刊として『産経エクスプレス』を購読しており、毎朝自宅に届けて頂いています。

朝刊に『産経エクスプレス』という選択 ~ 徐々に上達! (IT Trial Labo)

朝の慌ただしい時間に目を通すには適度なボリュームであり、全ての写真がカラーで見やすくて、折込チラシや地域紙も一緒に届くことから大変満足しています。

ただ、社会人としてはそれだけではインプット情報が足りないと思うので、『産経エクスプレス』の購読のタイミングで丸三証券に口座を開設しました。それは口座開設により、『日経テレコン21 ≪丸三証券版≫』というサービスを無料で利用することができて、そこから日経新聞を読むことができるためです。

『日経テレコン(丸三証券版)』は、テキストベースの情報であり、紙面イメージに慣れている方は戸惑うかもしれませんが、私にはかえって読みやすく、通勤電車内で紙を広げることなくスマートフォンで読めるので、朝・夕に欠かさずに目を通しています。

記事を都度選択しないと読めないことが最大のネックですが、ブックマークレットを使って一気に記事を選択して本文を表示することで、その手間も解消できました。

さらに、記事を読み終わった後に、データをOneNoteやEvernoteに保存しており、一年以上前の過去のデータも調べられるように、自分なりのデータベースを作成するようにしています。

それでは、丸三証券の契約から日経テレコンの使い方まで、他の方が書かれているブログを参考にさせていただきながら、ポイントをご説明します。

目次

1.『日経テレコン21 ≪丸三証券版≫』とは

2.特徴

3.契約に関する注意点

4.ブックマークレットを使って記事を一括選択。本文を一気に読む

5.感想

 

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1.『日経テレコン21 ≪丸三証券版≫』とは

 

丸三証券で口座を開設するだけで、『日経テレコン21 ≪丸三証券版≫』を利用できます。

【概要】

・日経四紙( 日本経済新聞朝刊、夕刊、地方経済面、日経産業新聞、日経金融新聞、日経流通新聞MJ )が読める。

・当日、前日、前々日の3日分の新聞を表示できる。

・日経四紙の記事から直近1年分を検索することができる。

・記事はテキスト情報だが、紙面イメージはPDFファイルをクリックすることで取得することができて、グラフ、写真、数表なども参照できる。

詳細は次のとおりです。

日経テレコン21 ≪丸三証券版≫のご案内

 

2.特徴

 

こちらの方がブログで詳しく書かれています。

日経新聞が無料で読める!解約して月5,000円節約しよう!

【概要】

・通常の日経テレコンよりも機能は少ないですが、日経新聞を無料で読めるのは大きなメリットです。

・スマホで丸三証券にログインしてから、『日経テレコン21 ≪丸三証券版≫』を起動するまでは、30秒ぐらいでストレスなくできます。

・スマホでEvernoteを使って記事をWebクリップしようとしても、セキュリティ制限があって、クリップできません。
⇒ 記事本文を全選択すれば、Evernote、OneNote、Gmailなどへアプリ共有することができました。ただこの場合、文字の装飾がなくなってしまうので、私は表示した記事本文をPDFファイル形式に変換して、OneNoteに保存しています。これについては次回の記事で詳しく書きます。


3.契約に関する注意点

 

・契約時の書類には、会社の情報を記入する欄があります。ちょっと抵抗があるかもしれませんが、会社に確認のて電話連絡は来ないようです。虚偽申告の無いように手続きしましょう。

2年間証券取引がないと口座閉鎖の案内がくるらしいです。2ヶ月間は株の購入手数料が無料なので、私はその期間内で単元未満株を購入しました。

丸三証券から証券口座閉鎖の通知ハガキが来ました

⇒ 私は口座開設後にすぐに銀行口座からWeb経由で丸三証券の口座に1,000円を入金しました。振込手数料はかかりませんでした。
通常、株は100株単位などセットになっているので、1株単位では購入できませんが、丸三証券は単元未満株に対応しているので、上場廃止が考えにくい有名どころ2社の株を1株ずつ、あわせて1,000円以内で購入しました。2ヶ月以内に手続きをしたので、手数料はかかりませんでした。
これで2年後に口座閉鎖となることはないと思います。

 

4.ブックマークレットを使って記事を一括選択。本文を一気に読む

 

こちらの方がブログで詳しく書かれていますが、朝刊の約500件ぐらいの記事から、読みたい記事を選択するのは結構な手間がかかります。

いろいろかんがえる : 丸三証券版 日経テレコンを利用した結果

 

「経済」、「スポーツ」などのカテゴリ毎にまとめて選択もできるのですが、15ぐらいのカテゴリを全部選択すると、表示できる上限数があってエラーとなってしまうため、「100件ほど記事を選択」→「本文を表示」→「読み終えたら戻る」→「次の100件ほど記事を選択」→「本文を表示」という作業を何度も繰り返さないといけません。これを毎回やるのはやはり面倒です。

記事の選択については、ブックマークレットを作成することで手間を大幅に軽減することができました。

 

私はブックマークレットを使って次のようなフローでスマホから記事を読んでいます。次の緑字の部分がブックマークレットで自動化してくれる処理です。

【ブックマークレットを使った処理の流れ】

(1)日経テレコンを表示してから、対象の新聞を選び、「ブックマークレット①」を実行
          ↓
(2)自動処理(選択しているチェックボックスを全て解除。1件目~200件目までの記事のチェックボックスを一括選択。本文表示ボタンをクリックし、200件分の記事を表示)
          ↓
(3)FireFoxブラウザでページをPDFで保存。PDFファイルのダウンロードが完了
          ↓
(4)前のページ(対象の新聞を選んでいるページ)に戻り、「ブックマークレット②」を実行
          ↓
(5)自動処理(選択しているチェックボックスを全て解除。201件目~400件目までの記事のチェックボックスを一括選択。本文表示ボタンをクリックし、200件分の記事を表示)
          ↓
(6)FireFoxブラウザでページをPDFで保存。 PDFファイルのダウンロードが完了
          ↓
(7)前のページ(対象の新聞を選んでいるページ)に戻り、「ブックマークレット③」を実行
          ↓
(8)自動処理(選択しているチェックボックスを全て解除。401件目~600件目までの記事のチェックボックスを一括選択。本文表示ボタンを自動クリックし、残りの記事を表示)
          ↓
(9)FireFoxブラウザでページをPDFファイルで保存。 PDFファイルのダウンロードが完了

通常、朝刊の記事は全部で500件程度のため、ここで終了となります。(1)~(9)までの所要時間は5分程度です。ひととおり記事の収集が終わってからスマホ内のPDFファイルを開いて、記事を読んでいます。
尚、 夕刊の場合は、100件程度なので「ブックマークレット①」のみ実行します。

実際に使用しているブックマークレットや記事を読んだ後のPDFファイルの活用方法については、次回の記事でご紹介します。

 

5.感想

 

・最初は新聞の紙面イメージでないと読みにくいと思ったのですが、産経新聞のアプリ版もテキスト表示の方で読んでいたので、すぐに慣れることができました。

・過去の一年分の記事を検索できる機能も便利で、『私の履歴書』の記事も読むことができます。最近ではニトリ社長の自伝シリーズが面白いと話題になりました。王貞治さん、萩本欽一さんのシリーズも読み応えがありました。

・何年か前に日経新聞を購読誌として契約したことがありましたが、そのときはすぐに未読紙が溜まってしまい、割りとすぐに解約してしまいました。今回の対応で節約できたことも嬉しいのですが、それ以上に日経新聞を読む習慣ができたことに満足しています。
このようなすばらしいサービスを無料で提供してもらえるのはありがたいですね。丸三証券さんの太っ腹に感謝です。

 

★関連記事を追加しました。

私にもできた!『日経テレコン21 ≪丸三証券版≫』用の ブックマークレット作成。日経新聞の記事選択を効率化 ~ 徐々に上達! (IT Trial Labo)

 

以上、、参考になれば幸いです。