新しいサイトの構築に向けて、さくらインターネットのスタンダードプランにCMSのDrupal7をインストールしました。
インストールにコツがあったので、備忘録を兼ねて記事にしておきます。
ただ、Drupalは他のCMSに比べて難しいと感じたので、新サイトは別のCMSで運用することになると思います。
夏頃にDrupal8がリリースされるらしいので、それに慣れてからDrupalを本格的に利用していきます。
(1)契約
・スタンダードプラン契約
機能: MySQL5.5が利用可 、容量100GB
料金: 月額515円 初期費用1,029円
・独自ドメイン取得( XXX.comのドメインを取得したい場合)
新規取得:1,852円 ( 更新費用:1,852円 )
(2)さくらコントロールパネルでの設定
・データベースの設定
データベースの新規作成 → データベースの文字コードは「UTF-8」
・ 運用管理者のメールアドレスの設定
CMS運用のためのメールアドレスを新規追加
・PHP設定の編集
php.iniを次の内容に書き換えておく
mbstring.func_overload = 0
mbstring.language = neutral
mbstring.http_input = pass
mbstring.http_output = pass
mbstring.encoding_translation = off
mbstring.internal_encoding = UTF-8
magic_quotes_gpc = Off
register_globals = Off
session.auto_start = Off
date.timezone = "Asia/Tokyo"
※一番下の「date.timezone = "Asia/Tokyo」は、他のサイト運用で使用しているWordPressで必要となったため
・ドメイン設定(契約者のみ)
インストールフォルダやサブドメインの設定を行っておく
(3)Drupal7のインストール
(4)ファイルの編集
・ .htaccessの編集① → インストールフォルダ直下
Options -Indexes と Options +FollowSymLinks を #をつけてコメントアウトする。
# Don't show directory listings for URLs which map to a directory.
#Options -Indexes
# Follow symbolic links in this directory.
#Options +FollowSymLinks
・ .htaccessの編集② → sites/dafault/files/にも.htaccess
これを変更しないと、テーマのデフォルトを変更したときに反映されなかった。
Options -Indexes と Options +FollowSymLinks を #をつけてコメントアウトする。
(5)Drupal7の日本語化
・TeraTermの設定
TeraTermをダウンロードして接続できるようにしておいたほうが何かと便利
(6)テーマの変更
(7)各種モジュールのインストール
とりあえずここらへんをインストール
Views
administration menu
Webfrom
Backup and Migrate
Google Analytics
Advanced help
insert
(8)WYSIWYGエディタのCKEditorを利用する
・使えるようにするための設定
③「The version of CKEditor could not be detected.」とエラーが表示される場合の対処
/sites/all/modules/wysiwyg/editors の ckeditor.inc を次のように変更する
変更前
if (preg_match('@version:\'(?:CKEditor )?([\d\.]+)(?:.+revision:\'([\d]+))?@', $line, $version)) {
変更後
if (preg_match('@version:[\"|\'](?:CKEditor )?([\d\.]+)(?:.+revision:[\"|\']([\d]+))?@', $line, $version)) {
(9)Windows Live Writerから Drupal に記事を投稿できるようにする
・XMLRPC Serverを有効にするため各種設定
以下は、それぞれのページの補足です
(10) 【おまけ】さくらのブログも Windows Live Writerから 記事を投稿できるようにする
※さくらインターネットの契約をすると「さくらのブログ」が使えます。
私は、ログイン認証機能でアクセス制限をつけて、家族のプライベート日記として利用しています。
(11)まだやってないけど、今後やりたいことのメモ
以上、参考になれば幸いです。